五十嵐太郎さんを囲み建築あそび 2001年12月8日 快晴
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 myHPに掲示板がついて、後はじめての建築あそびだったのです。前回の田中浩也さんの時はありませんでした。多くの書き込みがありましたので、記録掲載させていただきます。そのための番外編です。
 追加可能ですから、下記の本を読んで感想などをめールや掲示板に書き込んでいただければ幸いです

五十嵐太郎さん著・講談社現代新書 「新宗教と巨大建築」は01年12月20日に発売になりました。図版などよりや詳しい内容がありますので・・よんでみましょう

          




五十嵐太郎 taro igarashi  略歴

1967年パリ生まれ。
東京大学工学部建築学科卒業。同大学院修了。工学博士 
日本女子大学、明治学院大学、早稲田大学芸術学校
芝浦工業大学、東京理科大学/非常勤講師

写真アーカイブ公開中
http://tenplusone.inax.co.jp

月イチ書評連載 下記サイトの目次から
http://live.pobox.ne.jp/bk1/bk1science.htm

近況報告や文献情報(1999年までの分)を掲載
http://www.cybermetric.org

都市レポート  下記サイトのextraコーナーにて
http://www.tnprobe.com




 2001年12月8日以降の掲示板書き込みです

No.492
Name:五十嵐太郎
Date:2001年12月17日 14時30分07秒

建築と音楽ですが、
下記サイト「10+1」の写真アーカイブのイタリア編を見ると、
文章の一部が読めます。
やや専門的な文章なので、わかりにくいかもしれません。
念のため。
http://tenplusone.inax.co.jp/

この文のほかにもあるのですが、この文の全体は
「エクスムジカ」という音楽評論雑誌の
バッハ特集号にのっています。
この雑誌のホームページもあります。
www.exmusica.com

                      

No.489
Name:山本久美子
Date:2001年12月16日 14時45分48秒

●講師の五十嵐太郎さんと、全身建築家の佐藤さんへ。建築あそび、有難うございました。佐藤さんの建築を何度か拝見し、建築と生活の関係が不可分だということは認識していましたが、言葉や音楽等と結びついているという発想が私にはなかったので、とても面白かったです。なにか本を読んでみようかなと思ってます。あと、全身小説家というドキュメンタリーもどこかで探して、観てみたいなと思っています。
●進化掲示板面白そうですね。枝分かれ機能が便利そう。内容が難しそうなので、当分、読むのが専門かも。
●昨日、成田空港近辺の養護学校で、サンタクロースになって遊んできました。小学生から高校生まで。プレゼントをとても喜んでくれたんです。養護学校の生徒は、純粋というか、無垢な子が多いので、喜びの表現もストレートなんですよね。渡した方が嬉しくなってしまいました。レディースサンタはモテモテでした。(笑)
●私も、ここ1ヶ月、柿にはまっています。特に「あんぽ柿」と「柿羊羹」。とろ〜りと甘い。下の干し柿も、美味しそうですねー。美味しそうな写真、どんどん掲示してくださいね。花の画像も何故だか美味しそうに見えるんですよね。
●風邪には気をつけて下さいね、私もこの1週間ぐったりしていました。佐藤さんから頂いた林檎を食べて、良くなったのかも。

           
 

No.475
Name:住人
Date:2001年12月12日 23時55分08秒

こんばんわ、五十嵐さんのお話、素人の私たちにもとても解りやすく、おもしろかったです。

建築というのは、言葉よりもづーっと雄弁なのだなと、今更ながら思い知らされました。それにしても佐藤さんの建築は住む人によって、いろんなことを一層語りかける気がします。

それが、音楽だったり、絵になったり、はたまた英会話だったり、いやいやスワヒリ語のような気がします。

姦しくさえずる子供達の声さえも寛容に包み込んでしまう・・・box11ではそんなことを感じました。そばで子供達が騒いでもちっとも気にならない・・・どころか、いっしょにかくれんぼをしたいみたいな・・。

これはなんででしょうかね。不思議な気分です。そのうち探求したいと思ってます。永遠に答えは見つからないといいな〜。

          

No.468
Name:jun
Date:2001年12月12日 14時34分39秒

書き込み遅くなりましたが
先日の建築遊び、誘っていただいて感謝しています。

五十嵐さん御夫妻、興味深いお話ありがとうございました。
宗教や言葉、音楽、芸術、思想、生活など、建築と繋がる
世界の広さを感じました。

佐藤さんと息子さんのやりとりもまた面白かったです。

料理もいつも美味しくて、とても贅沢な会でした。
作っていただいた方々、ご馳走さまでした。

次回もまた楽しみにしています。

     

No.465
Name:田中浩也
Date:2001年12月11日 00時43分12秒

なんども書き込みしちゃいます。

五十嵐さんがご自身の日記にかかれた感想を読みました。
「生活そのものが建築だ」(自分の生活だけでなく周りのみんなも巻き込んで)というコメントに、いや〜さすが、と思いました。
講演でも、言語空間の豊かさをすごく感じましたしね。

後のおしゃべりで、言語空間と実際の空間(この言葉じゃ変だけど)でどちらが強くなったり弱くなったりしているのか、みたいなことをお聞きしたんですけれど、これは的外れな質問でしたね。すみません。どちらもがあって、お互いに振動して、循環するのですよね。

言説と建築の”共犯関係”(ネガティブな方向性を感じる)みたいのが僕は苦手だったんですけども、両者がポジティブな方向性に展開していくことが十分にありえることが、五十嵐さんの講演や実践からよくわかりました。

「スーパーフラット論」初期の、村上−東とかね。村上さんも、東さんの言葉から生まれる創作意欲みたいなことをBTでよくおっしゃっていましたしね。フムフム。

次なる疑問はですね、八重樫さんのようなニュートラルな建物が、どうやって言語と振動していくか、ということなんですけれども、これは八重樫さんに直接お話しましたので、いつかまた実践してくださることと僭越ながら期待しております。

僕の「多次元フォトコラージュ」ツールはですね、ある意味で、空間の再編集・再表現・再発見の道具です。その場合、主語は写真であり、接続詞は、リンクです。バーチャルな空間とバーチャルな時間をつかった新しい言葉、といったらいいすぎか。
そこらへん、次号の「建築文化」にもテキストを載せましたので、是非ご笑覧くださいませ。
いや、とっても勉強になりました。


          

No.463
Name:田中浩也
Date:2001年12月10日 23時42分26秒

佐藤さん、進化掲示板のほう、
バラの背景をつけてみました。文字を見やすくしようと思ったら、ほとんどバラの輪郭はつぶれるくらい色を薄くしないとだめだったので、そうしましたけど、結構、綺麗な色になってないですか?

ところで、3つの掲示板に、「***** BOX No.1」「No.2」「No.3」と名前をつけるのはどうでしょうか?
佐藤さんの「Concrete Box」シリーズに対して、この掲示板は「なにボックス」なのでしょうか?みなさまも、良い案がありましたらご提案ください。佐藤さんがセンスのいい名前をつけてくれるかな?

こちらのバーチャルなBOXのほうも、それぞれ、オリジナリティーが出てきて、育ってきましたね。やっぱり、BOXは、育て活かすことが大事ですね。それじたいが建築だ、とは五十嵐さんの弁。

ありもとさん、ソフトのほう、まだ不備が多いでしょうけれど、なにか面白いものができたら見せてくださいね。ご意見も待っています。

          

No.462
Name:A_rim
Date:2001年12月10日 23時11分01秒

みなさま、お元気ですか?
五十嵐太郎さん、公演、ありがとうございました。
田中さん、早速、ダウンロードして試行錯誤しています。
佐藤さん、今回はあまり酔わなかったのでよかったです。
次回を楽しみにしています。


     

No.461
Name:五十嵐太郎
Date:2001年12月10日 17時37分53秒

みなさまお疲れさまでした。 いろいろ建築めぐりもできて、
楽しかったです。

下記サイトの五十嵐のページにも
報告を書きました。
http://www.cybermetric.org

         以下 五十嵐さんの日記のコピーです

393:全身建築家・佐藤敏宏
Date: 2001-12-10 (Mon)
*12/6は、ブルータスと打ち合わせ。
・TNプローブの「MUTATIONS」展再訪。今度はじっくり1時間以上かけてみたが、ここでしか見られない展示としては、「都市の音」のセクションが良いと思う。カタログの日本語版はお買得。ただ、ラゴスの壮絶な写真が表紙のみなのはちょっと寂しい。
・早稲田で講議。
*12/7は、明治学院大で講議。

*12/8は、佐藤敏宏さんの建築あそびに招かれて、福島へ。
・今度講談社からだす本の内容を軸にしゃべる。田中浩也、八重樫さん、東北大学、日大の学生らも参加。佐藤さんの施主の方々もいて、おいしい日本酒とごちそうをいただく。

・佐藤さんの場合、作品だけが建築ではない。生活が建築だ。そして竣工後も施主とのつきあいが続き、みんなが疑似家族のような共同体になっている。こういうのを全身建築家というのではないか。凄まじいドキュメンタリー映画の「全身小説家」を思い出していた。

・2日かけて、いろんな作品を案内してもらう。建築あそびの会場でもある自邸のコンクリート・ボツクス1。

住民が実にセンスよく使っている千万家。図面で見ると、「1000」型のプランは強いが、現物は意外なくらい自然な感じだった。廊下で丸い教室をつないだ小学校のようでもある。だらんと周囲に開いている雰囲気は好感がもてる。

ボックス13は、L字型を反復しながら、立面や平面を構成。狭小の敷地のなかに外部と内部が複雑に入り組む。上部に浮く茶室もいい。

ボックス12は、事務所。熊手のような大胆な造形と同時に、なんだかかわいらしい水玉、のぞき穴、手すり、色つかいがあって面白い。

ボックス10は、野球のボールや球場をかたちに用いるが、個性的な施主がそれに負けない見事な使い方をしている。佐藤さんの住宅は、完成で終わりではなく、その後も育つものが多い。

ボックス11は、田園のなかにたつ住宅。四隅に塔状の部屋、中心に円形の中庭という明快な構成。形態は強いが、使い方を強制しないところは現在の若手にも通じる。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~fullchin/

          

No.454
Name:田中浩也
Date:2001年12月09日 18時14分55秒

田中浩也です。今回の建築あそびも非常にお酒と料理とお話に楽しめました。
さて、佐藤さんのリクエストに答えまして3つめのBBSです。
今回のは、建築の話をするという趣旨もありましたので、それぞれの発言に対して直接返信を書き込みできるようになっています。
つまり、会話が、時系列だけではなく、話題によって枝分かれします。
よろしくお育て下さいませ。
http://www.spacetimedesigns.org/cgi-bin/tnote.cgi?book=1000man

              


No.453
Name:日大若林
Date:2001年12月09日 13時23分15秒

建築あそびほんと楽しかったです。ごちそうも最高でした。宗教と建築、デジタルと建築、音楽と建築、どれも興味深く勉強になりました。と同時に自分の知識の乏しさにガッカリです。次回までに勉強してきますので、お願いします。


菅野裕子さんよりのメールです 2001年12月14日 12時

佐藤様

先週末は、大変お世話になりありがとうございました。おいしいお食事やお酒に加えて、2日に渡っていろんな建物を見学させていただき、本当に楽しかったです。
 佐藤さんのお話はおもしろくて、2日間笑いっぱなしだったような気がします。
建物もどれもそれぞれにとてもよかったです。

千万家は居間の空間や色使いも良かったし、廊下の外のような中のような不思議な感じや、廊下に立って○と○の隙間から外の畑が見えるのも気持ちが良かったです。小学校とか幼稚園の渡り廊下のような感じがしました。

BOX13は回りながら上昇する感じが、小さなバロック建築みたいで面白かったし、最後の茶室が上も下も建築本体から切り離されて浮いているのは青山のスパイラルを思い出しました。そういえば、あれも螺旋ですね。

BOX12は幼稚園の職員室みたいだと思いました。大きな部屋の両脇に小さい世界が付いていて、ルネサンス的ですね。千万家もそうですが、特にBOX12は幾何学的な模様が宇宙的な雰囲気でした。ちなみにあの青い金属フレームのドームは平面では黄色いフレームと重なるのですか?

BOX10は実際は全然グラウンドみたいな感じじゃなくて、巨大な空間があり(そしてそれに負けない存在感の建て主さん!)、おどろきました。廊下と階段であの空間の周囲を回遊できるのがいいですね。あと、トロフィーを飾ってあるところの空間の間合いがすごく良かったです。

 あの二つの部屋を結ぶ接続が一枚の扉じゃ全然違ったものになってしまいますよね。ところで食堂(?)の天井の野球ボールの形の所に手すりのようなものがついていたけど、あれは何のためですか?最初から植物のつるを伝わせる予定だったのですか?

最後の、BOX11は暗くなってしまって田んぼからの外観が見られなかったのは本当に残念でしたが、わたしはなんといっても玄関前の廊下がよかったです。ヨーロッパの家みたいで、日本じゃないみたいな気がしました。

2日間で本当にたくさん見ましたが、佐藤さんの建築はどれもアイデアは奇抜だけど、実際に出来上がった空間は、その奇抜なアイデアだけに終わっていなくて、とても豊かな空間になっていたのでそのことに感動しました。

 わたしはそのことは事前に見た雑誌の写真や図面ではわからなかったけど、本当はそういうことも図面で読みとらなければいけないのですよね。。。まだまだ勉強しなければならないことがあることを思い知りました。またこれからもいろいろと教えて下さい。よろしくお願いいたします。

東京にいらっしゃるときには、またお会いしたいです。




 雑魚寝の後夜が明け 12月9日BOX1 庭にて記念

  五十嵐太郎さん・奥様の菅野裕子さん遠いところ、建築あそびにきていただきまして、ありがとうございました。今後のご活躍を・・多いに期待ております  では・・またお会い いたしましょう



 
     番外編

略歴
・・掲示板書き込みなど

2005年 記事だと思うへ